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　　　　　　　　　　　　　　　　　「あの男は夫の仇」
戦に破れ、全てを失った鈴に残された道は、憎むべき男との婚姻だった。
動乱の時代を舞台に繰り広げられる、架空戦国物語です。

　　　　　≪本作は2007.9〜11、ブログで連載したものに加筆、再掲載しています≫

《本編》

１　/ ２　/ ３　/ ４　/ ５　/ ６　/ ７　/ ８　/ ９　/ 10　/ 11　/ 12　/ 13　/ 14

15　/ 16　/ 17　/ 18　/ 19　/ 20　/ 21　/ 22　/　 エピローグ 　　　　【完結】

《登場人物紹介》　

鈴 　　　（十八歳）	西国大名の姫。訳あって京の都で育つ。故 相良景之の正室。
右近重定 （二十七歳）	隣国を治める大名。相良家滅亡の後、鈴を正室に迎え入れる。
千代　　 （二十二歳）	戦で夫と弟を失い天涯孤独の身となる。鈴の侍女。
曽根篤義 （二十八歳）	右近の重臣。重定の腹心の臣下にして、怜悧な策士。
右近重尚	重定の弟。京に居を構える風流人。
久	後九条家に仕える女房。鈴の乳母。
綾乃	鈴の元侍女。落城時に国を逃れた。
相良景之	右近に滅ぼされた相良家の当主。鈴の亡夫。

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